弊社の取組みの紹介

私たち、 株式会社牛信は、持続可能な実践を通じて、「食品衛生7S活動」、「情報セキュリティー基本方針」、「サイバーセキュリティお助け隊(UTM設置)の導入」、お客様の立場を尊重する取引方針「パートナーシップ構築宣言」、「事業継続力強化計画(BCP)の認定」などの取り組みを継続しています。

当社の食品加工工場は「優れた技術と誠意あるサービスをもって、安全で安心できる商品」をモットーに衛生管理を念頭に置いて設計されており、また食品加工工程から出荷まで、「品質・安全・鮮度」を基に「食品衛生7S活動」に社員一人ひとりが積極的に取り組んでいます。

衛生管理の取り組み
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「食品衛生7S」で衛生管理に取り組む

弊社は、1967年の創業以来、「品質・鮮度・安全」をベースに食肉加工やパック加工品の製造・販売を行ってきました。2015年に奈良PCセンター開設を機に食品衛生7Sに着手し、社長のリーダーシップの下、衛生管理の向上に努めてきました。食品衛生7S導入の経緯やこれまでの取り組み内容、定着までの苦労、継続のポイント、メリットなどについて解説いたします。 

奈良PCセンター稼働と同時に食品衛生7Sのキックオフを実施

 食品衛生7Sの導入は、15年の奈良PCセンター開設に際し、衛生面に優れた工場の在り方について設計士と共に考えたことがきっかけです。奈良PCセンターの稼働と同時に、食品衛生7Sのキックオフを行いました。食品衛生7S活動にはもちろん、社長も関与していますが、社長自身がトップダウンではなくボトムアップでの展開を支持しており、メンバーには製造部・営業部・出荷担当の社員と製造部のパートさん達の中からメンバーを人選しています。
 食品衛生7Sの具体的な活動は整理・整頓から開始し、2年目は清掃、3年目は表示に力点を置いて進めていきました。これまでで一番印象に残っている取り組みとしては、整理・整頓において定点管理(定位置管理)ができるようになったことです。従業員への落とし込みは、7S衛生指導で指摘した箇所をホワイトボードに張り出し、見える化する形で行ってきました。ただ、同じことを何度も言って聞かせなければならず、定着までには苦労しました。食品衛生7S活動を継続するために重要なのは「躾」であることは言うまでもありません。できるだけ多くの従業員に7S衛生指導に参加してもらい、意識向上に努めています。

奈良PCセンターが2016年にならハサップ第1号施設に認定

 弊社は、1967年、食肉加工・卸を目的とし、大阪市西区南堀江で創業しました。87年に奈良支店を開設。90年、近畿一円への拡大を目指し、「静」から「動」への積極経営の姿勢に転換する事業計画を策定し、スタートを切りました。以来、食肉の品質と安全性を重視し、充実の生産設備と衛生管理の下、製品作りを行っています。
 主な製造品目は、牛肉(国産・外国産)、豚肉(国産・外国産)、鶏肉(国産・外国産)、羊肉、ジビエ肉などで、「大和牛」や「ヤマトポーク」など奈良県産の商品も積極的に取り扱っています。国産食肉については、産地・生産者から育成、加工に至るまでトレーサビリティの確立に努めています。製造に当たっては、鮮度・安全・品質を基本とし、チルドパック商品の場合はガス置換包装装置を、ミンチ商品の場合はIQF(Individual Quick Frozen)装置を導入し、お客さまに喜ばれるおいしい商品作りを行うほか、PB商品の開発や外食産業向けのメニュー提案なども手掛けて1日平均3000kgを生産しています。
 また、衛生管理については、2009年に奈良工場が食品衛生優良施設として厚生労働大臣表彰を受賞したのに続き、16年には、その前年に開設した食肉加エセンター(奈良PCセンター)が奈良県HACCP自主衛生管理認証(ならハサップ)の第1号施設に認定されるなど、高度な衛生管理を維持しています。

「食の安心・安全五つ星店」の認証

 公益社団法人日本食品衛生協会より HACCPの考え方を取り入れた衛生管理実施店「食の安心・安全五つ星店」の認証を受けました。

奈良県HACCP自主衛生管理
認証書

公益社団法人日本食品衛生協会よりHACCPの考え方を取り入れた衛生管理実施店「食の安心・安全五つ星店」の認証を受けました。

弊社の衛生管理の取組みが
「食品衛生7S 実践事例集10」に紹介されています。

本内容は
「月刊食品工場長2023年4月号」に掲載されました。

情報セキュリティの取り組み
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情報セキュリティ基本方針 SECURITY ACTION “一つ星”を宣言しました (2022.06.09)

1段階目「一つ星」
「情報セキュリティ5か条」に取組むことを宣言

  1. OSやソフトウェアは常に最新の状態にしよう!
  2. ウイルス対策ソフトを導入しよう!
  3. パスワードを強化しよう!
  4. 共有設定を見直そう!
  5. 脅威や攻撃の手口を知ろう!

サイバーセキュリティお助け隊(UTM設置)の導入 (2022.08.01)

サイバーセキュリティお助け隊サービス
(サービス登録番号:2020-001)

NAS「テラステーション」の導入 (2023.04.01)

ハードディスク・ネットワーク等の情報を、リモート管理「キキNavi」でクラウドバックアップ方法を使用する事で、万が一にランサムウエアにパソコンが感染してしまっても復旧することが可能。又、BCP(事業継続計画)対策にも活用している。

情報セキュリティ基本方針 SECURITY ACTION “二つ星”を宣言しました (2023.05.17)

その他の取り組み
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ニッポンフードシフトの推進パートナーに参加しました (2022.03.26)

食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT
https://nippon-food-shift.maff.go.jp

事業継続力強化計画(BCP)の認定を受けました (2022.06.06)

パートナーシップ構築宣言をしました (2022.06.09)

「パートナーシップ構築宣言」とは、

  1. サプライチェーン全体の共存共栄と規模・系列等を越えた連携を構築する。
  2. 親事業者と下請事業者との望ましい取引慣行(下請中小企業振興法に基づく「振興基準」)の遵守を宣言し、「パートナーシップ構築宣言ポータルサイト」に掲載することで、事業者の取組の「見える化」を行います。